「職場で根も葉もない噂を流された…どうしたらいい?」お姉さまの親身な回答に心が救われる…!

    叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。リスナーから寄せられた《職場で根も葉もない噂を流されて困っています》というお悩みに、恭子さんと美香さんがアドバイスを送った。

    叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。

    2月20日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《職場で根も葉もない噂を流されて困っています》というお悩みを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。

    お便りの内容は、以下の通り。

    《職場で根も葉もない噂を流されて困っています。噂を流しているのは30代の男性です》

    《以前に付き合いたいと言われ、断ったことが10回以上あります。噂の内容は、「他支社の既婚者と不倫関係を持っている」「セフレ(恋愛関係はないが、肉体関係がある人のことです)が6人いる」などです》

    《言われていることは噂の噂で知っていて、気にしていなかったのですが、つい先日、直属の後輩に「セフレが6人もいるんですか?」と聞かれ、噂を信じている人を目の当たりにして参ってしまいました》

    《誰かに相談をしたいのですが、自意識過剰だとか思われてしまいそうで相談できません。噂をやめさせる、または気にしないようにするにはどうしたらよいでしょうか?》

    「叶姉妹のファビュラスワールド」

    spotify:episode:7ricI4yojUIWaYJ6Iu9fC0

    お悩みを聞き終えた恭子さんは、まず浮かんだという疑問を口にした。

    「一つ思ったのが、これを誰かに相談することは、なぜ自意識過剰になるの? だってセフレが6人、もしこれが本当だとしてもよ。モテているという解釈なの?」

    「セフレという名前はね、世の中一般的によく使われていると勝手に思ってはおりますけれど、単にそういうふうな人が6人いようがいまいが、どんな人なのかもわからないことなので、別に自意識過剰でモテてるという解釈ではないと」

    相談の本題である「根も葉もない噂をやめさせる、もしくは気にしないためにはどうしたらよいか」について恭子さんは、自身の体験をもとに、相談者に寄り添いながら以下のように語った。

    「それから反対に、もともとのお悩みの内容ですが、どうしたら根も葉もない噂を立てられてることに対してっていうのは、今の世の中、特にそれはすごいテーマというか。それも近日の話ではなく、もう過去のだいぶ前の話であっても(噂が流される)」

    「(相談者が)気にしてらっしゃるから、『そんなに気にしなくて大丈夫ですよ』みたいな安易なお答えをするつもりもないんですよ。なぜかというと、私たちですら(同様のことが起きる)」

    「毎日のように美香さんは検索をして、『これ誰の話かしら?』と思うような話を書いてらっしゃる方、未だにいらっしゃって。こんなにも新しい法案で、誹謗中傷に対してちゃんとした罰金的なことも含めた制度があることにもなってきていることすらも、多分ご存知ないのかなと思うような書き込みまであると」

    「本人がどんな気持ちになるのかな、なんて微塵も考えずに。むしろ反対に悩めばいい、もしくはその人たちは、私たちが悲しめばいい、もしくはイヤな気持ちになればいいというふうな。すごくそれがにじみ出ているような文章」

    自分が気をつけていても理不尽なことは付いて回るため、対処法としては「事実でないことには堂々と否定すること」だと、恭子さんは助言する。

    「誰がどういうふうに思おうと、ご自身がそうじゃないのであれば、そんなに荒ぶった心にならずに『あ、そうなの』って過ごしていくほうが、反対に良いのかなとも思いますし」

    「で、その後輩に言われたとしたならば『まあ、あなたそういうことを信じてらっしゃるの』って反対に言って。『違うんですか』って(言われたら)、『もちろん違いますよ』ってはっきりと堂々と言えること」

    「なおかつそうであっても、中には『違うって言ってたよ』ってまた(周りに言いふらす人がいるかもしれない)。そんなことをずっと気にしていれば、世の中のどんなことにでもそんなことは付いて回りますから」

    続けて恭子さんは、そういった噂を流す人がどれほど惨めなのかを考えれば、心を乱されることもないのではと、自身の考えを語った。

    「言ってる方がどれほど惨めな方なのかと思うことが良いのではないかと、私たちはそう考えてますよね」

    最後に恭子さんは以下のように意見をまとめ、回答を締めくくった。

    「あくまでも私たちの考えですが、そういうふうに言って、自分が惨めな心で生きてらっしゃるからこそ、そんなことができる技」

    「ご自身が充実していらっしゃったりとか、そんなようなことでお忙しかったりすると、そんなことに目を向けるような時間すらもない。いちいち人様のことを抱えてまでっていうことで、憂さ晴らしをする。それが誠かどうかは別として。そういうふうなことっていうのは、本当に惨めな人生だと思いますよ」