「すごく知りたかった!」
お掃除の強い味方である「重曹」などについて、使用用途が一目瞭然でわかる「使い分けシート」に注目が集まっています。
1月27日、X(旧Twitter)に写真を投稿したのは、みづきさん(@mizuKyoR)。ダイソーの衛生コーナーで見つけた”落ち落ちV使い分けチャート”を投稿し、「これこれ! すごく知りたかった!」と感激しています。
表は「クエン酸」「重曹」「セスキ(炭酸ソーダ)」「過炭酸ナトリウム」について、掃除したいものについての相性が表記されているというものです。
例えばクエン酸なら「ポットやトイレの汚れは◎」「茶渋やコゲ落とし、衣服の皮脂汚れは×」で、「湯アカ・水アカ汚れに!」とおすすめされています。
セスキ(炭酸ソーダ)は「ポットの汚れは×」だけど、「油汚れ、皮脂汚れ、冷蔵庫の汚れは◎」。「ギトギトの油汚れ、衣類の皮脂汚れ」に効果てきめんのようです。

この表が手元にあれば、お掃除したい場所に合わせて何を買えば一目瞭然ですね。
SNSでは、
💬「これめっちゃいい👍」
💬「可視化の好例w これ作った人、仕事できるww」
💬「これはありがてぇ🙏一番知りたかった情報」
などと、皆さんが知りたかった情報だったようで、投稿には23万件の“いいね”が寄せられていました。
なぜ、素材によって得意な掃除場所が違う?
ドラッグストアを運営するココカラファインの解説動画や、第一石鹸の解説ページによると、お掃除用品はそれぞれが「アルカリ性」または「酸性」の物質で、キレイにしたい場所の汚れに合わせて「中和」できる物質を選ぶことが大切なんだそうです。
例えばクエン酸は「弱酸性」の物質なので、「アルカリ性」の水アカ汚れに効果的。
セスキは「弱アルカリ性」の物質なので、「酸性」の油・皮脂汚れに効果的なんですね。
ちなみに対応表に「×」が無く、万能のように見える重曹は「ごく弱いアルカリ性」の物質。酸性の汚れにはアルカリ性がより強いセスキのほうが有効ですが、重曹はそれ自体が研磨剤の働きをするため、「鍋のコゲ付き」や「茶渋の汚れ」にも有効なんだそうです。
素材によっては服や調理器具が傷んでしまうものもあるのと、酸性・アルカリ性が強い素材を使う際は手袋などで肌荒れを防いだ上で活用してみてください!
ダイソーに問い合わせると、最新版の追加資料をいただきました!


