バミューダ諸島ハミルトン発, March 05, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- エンスター・グループ・リミテッド (Enstar Group Limited) (Nasdaq: ESGR) は本日、米証券取引委員会にフォーム10-Kで年次報告書を提出し、2018年12月末日までの事業年度の利益と財政状態を報告した。

同社は、2018年12月末日に終了した事業年度で、1億6,240万ドル (約181億8,000万円) (または完全希薄化後一株当たり7.84ドル (約878円)) の米GAAP連結損失を報告した。2017年12月末日に終了した事業年度の同社の連結純利益は3億1,150万ドル (約348億8,000万円) (または完全希薄化後一株あたり15.95ドル (約1,786円)) であった。

純利益 (純損失) の変化の主な要因は次の通りであった。

これらの一部は、以下によって相殺された。

同社の2018年12月末日に終了した事業年度の非GAAP営業利益1は6,160万ドル (約69億円) (または完全希薄化後一株当たり2.95ドル (約330円)) であった。2017年12月末日に終了した事業年度では、2億8,330万ドル (約317億1,000万円) (または完全希薄化後一株あたり14.51ドル (約1,625円)) であった。

2018年12月末日現在のエンスターの株主資本は33億9,190万ドル (約3,797億6,000万円) (または完全希薄化後1株当たり155.94ドル (約17,459円)) であった。2017年12月末日の同数値は31億3,670万ドル (約3,511億7,000万円) (または完全希薄化後1株当たり159.19ドル (約17,823円)) であった。エンスターの事業および業績結果についてより詳細な説明が記載されているフォーム10-Kは、エンスターのウェブサイト、www.enstargroup.comで閲覧が可能である。

1 GAAP営業利益および希薄化後普通株1株当たりの非GAAP営業利益は、SEC規制Gに定義されている非GAAP財務指標である。これらの非GAAP指標とそれらに最も近いGAAP財務指標 (普通株主に帰属する純損益および希薄化後の普通株1株当たりの損益) との照合が以下に提示されており、それらの項目の提示についての根拠は本プレスリリースに後ほど記載されている。

エンスターについて

エンスター・グループ・リミテッド (Enstar Group Limited) は、166億ドル (約1兆8,600億円) 以上の資産を有する多角的保険グループであり、バミューダ諸島、米国、英国、欧州大陸、オーストラリア、およびその他の海外拠点にあるグループ会社のネットワークを通じて画期的な資本リリースソリューションおよび専門引受業務を提供している。エンスターは、レガシー買収のマーケットリーダーであり、2001年の創業以来90社を超える企業やポートフォリオを買収してきた実績を持つ。エンスターの現行のアンダーライティング事業には、グローバルなアンダーライティングプラットフォームを複数備えたAクラスのグローバル特殊保険グループであるスターストーン (StarStone) 企業グループ、およびロイズ (Lloyd's) の「シンジケート609 (Syndicate 609) 」のための特殊保険および再保険事業の運営とアンダーライティングを行っているアトリウム (Atrium) 企業グループが含まれる。エンスターについて詳しくは、www.enstargroup.comを閲覧されたい。

GAAP財務施策

エンスター・グループ・リミテッドの米国GAAPに準じて計算された普通株主に帰属する純損益および希薄化後の普通株1株当たりの損益の報告に加え、規則S-Kの第10(e)項に定義された非GAAP財務指標である普通株主に帰属する非GAAP営業損益および希薄化後の普通株1株当たりの非GAAP営業損益を報告することが、当社の業績についての貴重な指標となると考えている。

非GAAPベースの営業損益は、以下を除く。(i) 直接運用している定期投資および保有ファンドの実現損益および未実現損益、(ii) 公正価値オプションを選択した保険契約の公正価値の変動、(iii) 子会社売却の損益、(iv) 非継続事業からの純損益、(v) 該当する場合はこれらの調整の税効果、および (vi) 該当する場合は非支配持分への調整部分の帰属。直接運用している定期投資および保有ファンドの実現損益および未実現損益および公正価値オプションを選択した保険契約の公正価値には、主に市況および一般的な経済状況により期間ごとに大幅な変動があり、当社の収益に対するこれらの影響は中核事業の業績を反映するものではないため、これらの影響を除外している。当社では、子会社の売却による損益および非継続事業からの純損益は、当社の中核事業の業績を反映するものではないため、これらの影響を除外している。

さらに、当社では、これらの非GAAP指標は、連結財務諸表の読者が、当社の経営陣が当社の基調業績を分析する方法とよりよく合致する方法で分析しやすくすると考えている。当社では、他社とは異なる定義や計算が行われている可能性のあるこれらの非GAAP財務指標を発表することにより、当社の連結財務成績の理解を向上させると考えている。これらの指標は、米国GAAPに準じた計算に代わるものと見なされるべきではない。

GAAP財務尺度の照合

エンスター・グループ・リミテッドの普通株主に帰属する2018年、2017年、2016年の12月末日に終了した各1年間の非GAAP営業損益は、以下の表で示すとおり、連結損益計算書の中の特定の項目を、最も近いGAAP財務指標であるエンスター・グループの普通株主に帰属する純損益に加算するかまたはそこから差し引くことによって計算されている。

  Year Ended
  December 31,
  2018 2017 2016
    
Net earnings (loss) attributable to Enstar Group Limited ordinary shareholders $(162,354) $311,458  $264,807 
Adjustments:      
Net realized and unrealized (gains) losses on fixed maturity investments and funds held - directly managed (1) 243,093  (70,747) 4,387 
Change in fair value of insurance contracts for which we have elected the fair value option 6,664  30,256   
Loss on sale of subsidiary   16,349   
Net loss from discontinued operations   (14,183) (12,359)
Tax effects of adjustments (2) (16,588) 5,364  4,956 
Adjustments attributable to noncontrolling interest (3) (9,166) 4,840  5,990 
Non-GAAP operating income attributable to Enstar Group Limited ordinary shareholders (4) $61,649  $283,337  $267,781 
       
Diluted net earnings (loss) per ordinary share(5) $(7.84) $15.95  $13.62 
Adjustments:      
Net realized and unrealized (gains) losses on fixed maturity investments and funds held - directly managed (1) 11.70  (3.62) 0.23 
Change in fair value of insurance contracts for which we have elected the fair value option 0.32  1.55   
Loss on sale of subsidiary   0.84   
Net loss from discontinued operations   (0.73) (0.64)
Tax effects of adjustments (2) (0.79) 0.27  0.25 
Adjustments attributable to noncontrolling interest (3) (0.44) 0.25  0.31 
Diluted non-GAAP operating income per ordinary share (4) $2.95  $14.51  $13.77 
       
Weighted average ordinary shares outstanding - diluted 20,904,176  19,527,591  19,447,241 

(1) 確定期日証券に関連する実現および未実現純損益を表す。当社の確定期日証券は当社のバランスシートに直接計上されており、「保有資金 直接運用」残高にも含まれている。当社の純実現損益および未実現損益の詳細については、フォーム10-Kの本年次報告書の項目8に記載されている当社の連結財務諸表の注記6「投資」を参照のこと。

(2) 適用される管轄税率で計算された、税引前調整が関連する特定の国の税金費用または利益の総計を表す。

(3) 調整が適用される特定の子会社に関連する非支配持分に帰属する純利益 (損失) に対する調整の影響を表す。

(4) GAAP財務施策。

(5) 希薄化の可能性のある有価証券を含める効果には反希薄化効果があるため、損失期間中には、発行済加重平均普通株式は、普通株式1株当たり希薄化後損失の分母に使用される。

注意事項

本プレスリリースには、1995年米国証券民事訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内における、将来の見通しに関する記述が含まれている。これらの記述には、エンスターおよびその経営陣の意図、確信、あるいは現時点での予想に関する記述が含まれている。これらの将来の見通しに関する記述は、記述が行われた時点での事柄を述べているに過ぎず、将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性が含まれること、および実際の結果は、さまざまな要因により将来の見通しに関する記述で予想されている状態とは実質的に異なる可能性があることを投資家に警告する。エンスターに関する重要なリスクについては、201812月末日までの事業年度のフォーム10-Kの見出し「リスク要因 (Risk Factors) 」を確認または参照のこと。同書における記述内容は、言及により本書に組み込まれている。さらにエンスターは、法律によって義務づけられている場合を除き、将来の見通しの変更や、かかる記述のもとになる出来事、条件、状況あるいは前提の変更を反映するように書面または口頭で将来予想に関する記述を更新する義務を負わず、また本プレスリリースに含まれる将来の見通しに関する記述の更新あるいは改訂を公式に発表する義務も負わない。

問い合わせ先: ガイ・ボウカー (Guy Bowker)
電話番号: +1 (441) 292-3645