メリーランド州ジャーマンタウン , Aug. 02, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- 神経幹細胞技術を基盤とする神経系向け療法の開発を専門にしているバイオ医薬品会社、ニューラルステム (Neuralstem, Inc.、Nasdaq:CUR) は本日、同社の神経幹細胞のリード候補であるNSI-566について、虚血性脳卒中の治療のための第II相臨床試験を開始したことを発表した。

同社は、2018年6月23日に2018年ISSCR (国際幹細胞学会、International Society for Stem Cell Research) の抄録で脳卒中の第I相試験についての有望なトップライン結果を発表した。

ニューラルステムの最高科学責任者であるカール・ヨーヘ博士 (Dr. Karl Johe, Ph.D) は次のように述べている。「無作為化二重盲検対照試験となる第2相臨床試験は、オープンラベルの第I相安全性試験の有望な結果に基づいています。この臨床試験では、NSI-566の安全性および部分的な半身不随のある脳卒中患者の麻痺を回復させる有効性をさらに試験します。」

この試験は、2018年8月1日から中国北京のバイー脳病院 (Bayi Brain Hospital) で行われる予定である。この試験を管理するのは、中国蘇州にあるニューラルステムの100%子会社である蘇州ニューラルステム (Suzhou Neuralstem Ltd) のアジア事業担当バイスプレジデントであるジェームズ・リー博士 (James Li, Ph.D.) である。リー博士は、蘇州ニューラルステムのマネージャーおよび登録代理人に任命された。

ニューラルステムは、この試験に300万ドル (約3億4,000万円) を配分する予定である。

虚血性脳卒中について

脳卒中の最も一般的な型である虚血性脳卒中は、脳に血液を供給する血管内が閉塞することによって生じる。世界中で約1,500万人が脳卒中を起こし、そのうち87%が虚血性脳卒中であると推定されている。脳卒中後の運動障害には四肢の麻痺が含まれ、恒久的な場合もある。

ニューラルステムについて
ニューラルステム (Neuralstem, Inc.) は、医療上のアンメットニーズが大きい神経系疾患のための新規治療を開発している臨床段階向けバイオ医薬品会社である。同社には以下の2つのリード開発候補がある。

ニューラルステムの多岐にわたる製品候補ポートフォリオは、同社独自の神経幹細胞テクノロジーに基づくものである。

将来の見通しに関する記述についての注意事項

本ニュースリリースには、1995年私募証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の「セーフハーバー」規定に定義する「将来の見通しに関する記述」に該当する情報が記載されている。このような将来の見通しに関する記述は、過去ではなく将来の出来事に関するものであり、「予想」、「見込み」、「意図」、「計画」、「確信」、「追求」、「将来行う」などの言葉で識別可能な場合がよくある。将来の見通しに関する記述には、本質的にある程度の不確実性が存在する。実際の結果において、将来の見通しに関する記述に記載されている内容とは重大な差異が生じる特定のリスクや不確実性には、製品候補の開発および商業化に伴われるリスク、臨床試験結果や規制当局による承認や許可、将来的な資本の必要性、協力者に対する依存性、知的財産権の維持などの不確実性が含まれている。実際の結果は、将来の見通しに関する記述で予測されている結果と大きく異なる場合がある。ニューラルステムの結果に影響する可能性のある要因やその他のリスクや不確実性についての詳細情報は、米国証券取引委員会 (Securities and Exchange Commission) に提出された2017年12月末日までの1年間についてのフォーム10-K年次報告書およびSECに提出されたその他の報告書など、随時ニューラルステムの定期的報告書に記載されている。同社は将来の見通しについての記述を更新する一切の義務を持たない。

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