Mbaの雇用は良好、5社中4社は2018年に卒業生を採用する予定

MBAの卒業生はより良い給与を取得

MBA Hiring Strong Despite US, European Moderation

Percentage of employers with plans to hire recent MBA graduates, by world region

Graduate Management Admission Council

Business Master’s Hiring

Percentage of employers with plans to hire recent MBA graduates, by world region

Graduate Management Admission Council

US, Europe, APAC By the Numbers

Percentage of responding companies by region that plan to hire recent MBA graduates in 2018

Graduate Management Admission Council

バージニア州レストン発, June 21, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- 経営学修士課程入学審査協議会 (Graduate Management Admission Council: GMAC) は、第17回年次調査「2018年度GMAC企業求人担当者調査 (GMAC 2018 Corporate Recruiters Survey) 」の報告書を発表した。この調査結果によると、MBAの採用は依然として良好である。全体では、回答企業の81%が2018年にMBA卒業生を採用する予定である。

世界の全回答者のうち、52%が今年MBAの初任給の増額を予定している。世界各地において、MBA取得者はこれまでと同様に、業界からの直接中途採用や学士号取得者の新卒採用と比べて高い給与を獲得している。2018年の米国におけるMBA新卒者の予測中間基本初任給は105,000米ドル (約1,150万円) であり、業界からの直接中途採用者の初任給は85,000米ドル (約934万円)、学士号取得後の新卒採用者は65,000米ドル (約714万円) の見込みである。

このデータは、米国と欧州の雇用主の採用予想が、2017年の採用計画と比較して僅かに減少していることを反映している。回答者のうち、米国企業の85%、欧州企業の64%は、2018年にMBA新卒者を採用する予定である。MBA取得の人材の需要はアジア太平洋地域で最も強く、昨年と同じく、回答した雇用主の90%が2018年にMBAを採用する計画である。

GMACのプレジデント兼CEOであるサンギート・チョウフラ (Sangeet Chowfla) は次のように述べている。「過去数年間にわたり、MBAとビジネス修士課程の卒業生の採用傾向が好調です。卒業生はより高い報酬を得ており、企業では初任給を引き上げています。米国と欧州の予定採用人数が下がっていることは、世界的な経済成長の数値および政治的な状況や学生の移動性を反映しています。アジア太平洋地域では、採用見通しは依然として良好です。全体的な分析から見ると、MBA取得者の採用全体は堅調ですが、その構成には地理的な動きが見られます。」

この調査では、今年米国企業が外国人のビジネススクール卒業生を雇う意向が軟化していることも判明した。2018年には47%の企業が外国人の人材を採用する予定またはそのような意向を持ち、2017年の55%と比較すると減少している。これと比較して、欧州の雇用主では2018年 (65%) に2017年 (64%) とほぼ同等の率が外国人の人材の採用を計画しているか、またはそのような意向がある。

チョウフラはまた、次のように述べている。「米国の雇用主が外国人卒業生を雇う意図に関する状況は、査証や移民規制の変化または潜在的変化に対応している可能性があります。H1-Bビザの規則はまだ変更されていませんが、近い将来変更される可能性があり、一部の雇用主がこの展開を待っているかと思われます。米国の雇用市場は現在堅調であり、企業は常に候補者を評価し、職務に最良の人材を採用する方法を検討する必要があります。」

ジェイミー・ベリンヌ (Jamie Belinne) は、ヒューストン大学 (University of Houston) のバウアー・カレッジ・オブ・ビジネス (Bauer College of Business) の副学部長であり、企業採用担当者調査でGMACのパートナーとして協力しているMBAキャリア・サービス・アンド・エンプロイヤー・アライアンス (MBA Career Services and Employer Alliance: MBA CSEA) の理事長・理事会員を務めている。ベリンヌは次のように述べている。「GMACの調査では、スクールの68%が、昨年同時期と比較して「外国人フルタイムMBA学生の採用が減少した」と回答していた、MBA CSEAによる最近の採用動向調査 (Recruiting Trends Survey) と同様な結果を示しています。その結果、多くのスクールがより積極的にグローバルな就職活動を促進し、学生の母国の雇用主とのつながりを作り出しています。」

その他の結果

データアナリティクスの卒業生に対する需要が高まる
全体的には、2018年には、回答した雇用主の71%が、ビジネススクール新卒者をデータアナリティクス関係の職務に配属する予定である。このことにより、ビジネス開発 (74%)、マーケティング (70%)、財務 (69%) と並び、データアナリティクスはビジネススクールの新卒者が配属される割合の最も高い職能に加わる。

この調査で初めて、データアナリティクス修士号取得者の採用についての動向データが収集された。全体的に、回答企業の約半数 (52%) は、2018年にデータアナリティクス修士号取得者を採用する予定である。2017年の採用率は35%であった。この調査によると、データアナリティクス修士号取得者の雇用需要はアジア太平洋地域の雇用主で最も高く、そのうち62%は2018年に採用する予定である。欧州 (50%) とラテンアメリカ (47%) の雇用主の約半数が、同様な採用を計画している。

雇用主による教育援助が増加中
調査によると、米国企業の大半 (61%) が従業員の教育と人材育成のために資金援助を行っている。これらの企業のうち、3社中2社 (66%) は、5年前と比較して従業員の教育と人材育成の予算を増やしている。

今年の調査では、学生ローン返済支援給付についての質問が新しく追加された。フォーブス (Forbes) 誌で「2017年の最大の従業員給付 (Hottest employee benefit of 2017) 」と評価されたこの給付は、ミレニアル世代のトップ人材を雇用して維持するための効果的な方法であると考えられている。この調査によると、現在米国企業の9%が全体的な給付パッケージの一部として提供している。

仕事への道程としてのインターンシップ
この調査では、ほとんどの雇用主が2018年にMBAインターンを採用する予定であることが判明した。MBAのインターンシップはアジア太平洋地域と米国で最も普及しており、それぞれ雇用主の65%と62%が実施する予定である。インターンシップは引き続き、多くのビジネススクールの卒業生にとって雇用に向けての道程となっている。インターンシップは、企業、文化、期待事項について理解し、永続的な雇用を得る良い機会を提供している。

米国外のその他の採用動向 MiM (経営学修士号)Macc (会計学修士号)Mfin (金融学修士号)

2001年以来、GMACは、調査パートナーおよびMBAキャリア・サービス・アンド・エンプロイヤー・アライアンス (MBA CSEA) と共同で企業採用担当者調査を実施してきた。この調査では、MBAとビジネス修士課程の卒業生に対する現在の雇用主の雇用需要の概観を提供し、業界および世界の地域別の雇用事情と傾向を調べている。この調査は、世界中で参加している96校の大学院ビジネススクールのキャリアサービスオフィスと連携して、2018年2月と3月に実施された。参加しているビジネススクールと直接協力している世界中42カ国の1,066社の雇用主から調査の回答を得た。

GMACは7月に、雇用主が求めているスキルに関する付随レポートを発表する予定である。

詳細なレポートは、以下からダウンロード可能である。gmac.com/corporaterecruiters 参考のグラフィックについては、GMACニュースセンター (GMAC News Center) を閲覧されたい。

GMACについて 経営学修士課程入学審査協議会 (Graduate Management Admission Council: GMAC) は、経営大学院の世界的な非営利組織である。1953年に設立され、ビジネススクールや入学志望者が互いを発見して評価し、つながりを持つためのソリューションを生み出すことに尽力している。スクールや大学院管理教育コミュニティの代表として取り組みを行い、才能の発掘を怠らないよう、高等教育に向けて志望者にガイダンスを提供している。

GMACは、入学審査の能力や科学を進歩させるために設計された、世界一流の研究、専門的な育成機会、アセスメントを同業界に提供している。GMACが所有および管理している「ジーマット (Graduate Management AdmissionTest®: GMAT®) 」は、世界中7,000を超えるプログラムが認定している、最も広く使用されている大学院ビジネススクールアセスメントである。GMACによるその他のアセスメントには、インドおよび南アフリカにおける経営大学院プログラムの入学審査で使用されている試験である「NMAT by GMAC™」試験、および世界中のエグゼクティブプログラム専用に設計された試験「エグゼクティブ・アセスメント (Executive Assessment) 」がある。経営大学院教育のリソースと情報のための旗艦ポータルサイトであるwww.mba.comの年間アクセス回数は1400万回にのぼり、検索ツールである「スクール・サーチ (School Search) 」マッチングツール、志望者とビジネススクールのマッチングを行う「経営大学院応募検索サービス (Graduate Management Admission Search Service: GMASS) 」を備えている。

GMACは米国を拠点として、英国、インド、香港に事務所を構えている。同組織の取り組みについて詳しくは、www.gmac.comを閲覧されたい。

MBA CSEAについて MBAキャリア・サービス・アンド・エンプロイヤー・アライアンス (MBA Career Services and Employer Alliance: MBA CSEA) は、大学院のビジネスキャリアマネジメントの専門家と雇用主のグローバルアライアンスであり800以上の会員を有している。同組織は、ツールを提供し、関係を発展させ、大学院のビジネスキャリアサービスオフィスや雇用主に継続的な成功をもたらすサポート情報やサービスを提供するグローバルリーダーであり。MBA CSEAについて詳しくは、以下を閲覧されたい。www.mbacsea.org

EFMDについて EFMDマネジメント開発ネットワークには、世界88カ国の学術、ビジネス、公務、コンサルタント事業からの約900の機関会員が参加している。EFMDは、世界中の会議やセミナー、調査、EQUIS、EPAS、EOCCS、CLIP、ならびにEDAFメンタリングプログラムやBSIS影響評価システムを通じて、知識の普及、品質改善、認定など、さまざまなサービスを提供している。EFMDについて詳しくは、www.efmd.orgを閲覧されたい。

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