バージニア州レストン発, June 05, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- 世界のリーディングビジネススクールの非営利組織である経営学修士課程入学審査協議会 (Graduate Management Admission Council: GMAC) は、理事長および2人の理事の新任を発表する。新しい理事長と理事は2018年7月1日に就任する。
新理事長には、デューク大学 (Duke University) フクア・スクール・オブ・ビジネス (Fuqua School of Business) のビル・ボールディング博士 (Dr. Bill Boulding) が就任する。新任の理事は、エモリー大学 (Emory University) ゴイズエタ・ビジネス・スクール (Goizueta Business School) のジョン・H・ハーランド記念学部長であるエリカ・ジェームズ (Erika James)、カリフォルニア大学バークレー校 (University of California, Berkeley) のハース・スクール・オブ・ビジネス (Haas School of Business) のフルタイムMBAプログラム・入学審査担当副学部長であるピーター・ジョンソン (Peter Johnson) である。理事長の任期は2年、理事会メンバーは4年である。
ウィリアム (ビル) ボールディング博士 (Dr. William “Bill” Boulding) は、デューク大学フクア・スクール・オブ・ビジネスの学部長である。以前は、同校でプログラム担当副学部長および上級副学部長、およびフルタイムMBAプログラム担当副学部長を務めた。ボールディング博士は、良い影響を与えるビジネスの進歩に貢献することを極めて重視している。世界経済フォーラムの価値評議会のメンバーも務めた。ボールディング博士は、ホワイトハウスの招きにより、ホワイトハウス女性・女児審議会 (White House Council on Women and Girls) および経済顧問審議会 (Council of Economic Advisers) のイニシアチブの一環として、ビジネススクールが女性や仕事を持つ家族の成功を促すためのベストプラクティスの開発に取り組んだことを光栄に思っている。
ボールディング博士は次のように述べている。「GMACの理事長に就任するのは名誉あることです。大学院のビジネス教育は、大きな混乱と変革の時を迎えています。私たちが今日生活している世界への関連性を維持することは不可欠です。今後の当業界の革新を大変楽しみにしています。私は、ビジネスを活用して世界をより良く変革できるリーダーを育成するというビジネス教育の力を確信しています。」
エリカ・ジェームズ (Erika James) は、ゴイズエタ・ビジネス・スクールのジョン・H・ハーランド記念学部長に2014年7月に就任した。出版経歴を持つ研究者であり、コンサルティングや講演にも熱心な、受賞歴を持つ教育者で、高等教育が業界で役立つことを重視している。ジェームズは、学校と候補者が互いを発見して評価するためのソリューションを提供することに大きな関心を持ち、GMACの使命を推進することに尽力している。ジェームズは、学生のビジネス教育体験の成功は、個々に合った学校を見つけることに大きく依存していると確信しており、この取り組みを進めるために理事として貢献できることを楽しみにしている。同氏のリーダーシップの下で、ゴイズエタ・ビジネス・スクールは全国のトップビジネススクールの一校という地位を維持し、学生のキャリアの成功や学部の思考リーダーシップも向上させている。教育者として、ダーデン・グラデュエート・スクール・オブ・ビジネス(Darden Graduate School of Business) の女性リーダーシッププログラムを含めた、様々なエグゼクティブ教育プログラムの始動に大きく貢献した。また、ジェンダーと民族の平等に尽力しており、2014年にはナショナル・ダイバーシティ・カウンシル (National Diversity Council) から表彰を受けた。
ジェームズは次のように述べている。「GMACの理事会に参加することをとてもうれしく思っています。ビジネスという分野とアイディアは、社会の進歩に大きく貢献することができます。GMACは、ビジネス教育の将来に良い影響を与えるのに最適な立場にあり、素晴らしいリーダーらと共に、方針や世論の形成に役立てることを楽しみにしています。」
ピーター・ジョンソン (Peter Johnson) は、カリフォルニア大学バークレー校のハース・スクール・オブ・ビジネスのフルタイムMBAプログラムおよび入学審査担当の副学部長に2016年6月に就任した。それ以前はバークレー校のMBAの入学審査で11年間勤務した。当初はアソシエートディレクター (1999年~2001年)、国際入学審査ディレクター (2001年~2006年)、その後2006年2月から2010年8月までMBA入学審査のエグゼクティブディレクターを務め、その後ブダペストの中央ヨーロッパ大学 (Central European University) で学生サービス担当バイスプレジデントとしてヨーロッパに移住した。2016年にハース・スクールの副学長としてバークレーに戻り、学者、学生の就学環境、フルタイムMBAプログラムの入学審査の監督を担当した。
業界のニーズと優先事項の変遷を理解しており、現在の課題に取り組むために他の理事会メンバーと協力していくことを楽しみにしている。ハース・スクールでは、世界各地からの入学志望者を奨励する戦略を導入し、年間4,000人以上の志望者の願書のレビューと評価プロセスを管理し、同窓生と学生のボランティアネットワークを設立および維持し、同校の採用活動を多様化に努めた。
ジョンソンは次のように述べている。「高等教育が重要な変化を遂げている時期に、GMAC理事に就任することを嬉しく思っています。GMACは、世界中のビジネススクールにデータやプラットフォームを提供し、リーダーの育成を目指して効果的で適切なビジネス教育を提供するためのベストプラクティスを共有する上で、重要な役割を果たしています。また、大学院経営教育のアクセスと平等性の問題への取り組みにも役立っています。GMACが進化し続け、世界中のビジネススクールや経営学の学生に価値を提供し続けるために、他の理事会メンバーの皆さんと協力していくことを楽しみにしています。」
GMACのプレジデント兼最高経営責任者 (CEO) であるサンギート・チョウフラ (Sangeet Chowfla) は次のように述べている。「GMACでは、当組織および目標達成のために、理事会メンバーの抜群のリーダーシップおよび関連した経験を頼りにしています。スクールや候補者のためのソリューションを生み出し、大学院経営教育が人々の人生を変える利点を、より多くの人たちが体験できるようにするために、当業界の著名なメンバーにこの取り組みに参加していただくことを非常に喜ばしく思っています。」
GMACは、ノースイースタン大学 (Northeastern University) のダモーレ・マッキム・スクール・オブ・ビジネス (D'Amore-McKim School of Business) の副学部長であり、理事長および理事としての任期が6月30日に終了するケイト・クレッパー (Kate Klepper) に感謝の意を示す。過去1年にわたり理事長として同組織をリードしたクレッパーの経験は、GMACがアセスメントポートフォリオを拡大し、入学志望者とスクールのつながりを拡大するより大きなチャンスを生み出した。同氏はメンバーシップのエンゲージメントを重視し、理事会のメンバーシップ委員会を指揮した。
また、6月30日には現任の理事である、グラント・ソーントンLLP (Grant Thornton LLP) の最高業務責任者であるジム・ブレイディー (Jim Brady) およびボストン大学 (Boston University) クエストロム・スクール・オブ・ビジネス (Questrom School of Business) のアレン・クエストロム記念教授および学部長であるケン・フリーマン (Ken Freeman) も退任する。GMACは、同氏たちの当組織への奉仕と教育コミュニティへの貢献に感謝の意を示したい。
GMACについて
経営学修士課程入学審査協議会 (Graduate Management Admission Council: GMAC) は、経営大学院の世界的な非営利組織である。1953年に設立され、ビジネススクールや入学志望者が互いを発見して評価し、つながりを持つためのソリューションを生み出すことに尽力している。スクールや大学院管理教育コミュニティの代表として取り組みを行い、才能の発掘を怠らないよう、高等教育に向けて志望者にガイダンスを提供している。
GMACは、入学審査の能力や科学を進歩させるために設計された、世界一流の研究、専門的な育成機会、アセスメントを同業界に提供している。GMACが所有および管理している「ジーマット (Graduate Management Admission Test®: GMAT®) 」は、世界中7,000を超えるプログラムが認定している、最も広く使用されている大学院ビジネススクールアセスメントである。GMACによるその他のアセスメントには、インドおよび南アフリカにおける経営大学院プログラムの入学審査で使用されている試験である「NMAT by GMAC™」、および世界中のエグゼクティブプログラム専用に設計された試験「エグゼクティブ・アセスメント (Executive Assessment) 」がある。経営大学院教育のリソースと情報のための旗艦ポータルサイトであるwww.mba.comの年間アクセス回数は1400万回にのぼり、検索ツールであるスクール・ファインダー (School Finder)、志望者とビジネススクールのマッチングを行う経営大学院応募検索サービス (Graduate Management Admission Search Service: GMASS) を備えている。
GMACは米国を拠点として、英国、インド、香港に事務所を構えている。同組織の取り組みについて詳しくは、www.gmac.comを閲覧されたい。
現任の理事については、以下を閲覧されたい。https://www.gmac.com/about-us/board-of-directors.aspx
メディア関係者の問い合わせ先
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